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ダニエル・ハーディング指揮 パリ管弦楽団 [-クラシック編]

11月24日

パリ管弦楽団@東京芸術劇場
指揮:ダニエル・ハーディング
ヴァイオリン:ジョシュア・ベル

ブリテン:オペラ《ピーター・グライムズ》から 4つの海の間奏曲 
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 

ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 op.17 から(抜粋) 
 ロメオひとり ~ キャピュレット家の大宴会
 愛の情景 
 マブ女王のスケルツォ 
 キャピュレット家の墓地にたたずむロメオ

1 週間前にチケット取ったんだけど
1 ヶ月前ぐらいから楽しみにしていた。
3 日前ぐらいからは、とってもウキウキしていた。

ブリテンで、あー、聴きたかった音だー、と大満足。
パリ管がやると、スポーティさは無くてオシャレ。
軽いのに奥深い。
表面でさわさわしているように聴こえるけど
芯のある実態は別のところに存在する、みたいな。
そして奏者がかなり自発的に音楽をしている楽団に思える。
奏者はみんなサウンドの中で自分の居るべき
適切な場所をちゃんと知っている。
パリ管はその能力がずば抜けていると思うんだな、私は。
相変わらず、基本的には溶け込むように知らない間に入ってきて
気がついたら盛り上がっているパーカッションも絶品。
好感度最高。
ブリテンだけでなく、全体的にそんな印象。

統率されていないから緊張感も無くて
なんかザワザワしているけど
みんなで楽しく音楽やってるよ、ほらこの曲いいでしょー
みたいなフランス人(?)大好き。

さて、ヴァイオリン協奏曲ですが、1 楽章は盛大に寝ました。
疲れていたっていうのもあるけど、ジョシュア・ベルは私の好みでは無かった。
明るくて軽く滑らかに流れすぎるかな。
この曲の唯一の聴き所は 2 楽章の頭だった。
極上の木管五重奏(実際には 8~10 重奏だったけど)を聴いているようで
このまま永遠に続けて欲しかった!
芸劇にレ・ヴァン・フランセ聴きに来たのかと思っちゃうほど。

そして後半のベルリオーズも前半同様とても楽しみました。
4 楽章の交響曲風な構成。
ハーディングは、実は初めて聴いたんですけど
表面的な派手さはなく、どちらかというと哲学的な香り。
やり過ぎないちょうど良い感じが好感触。
そして、キャピュレット家の墓地にたたずむロメオの最後が
なかなか衝撃的でした。
大満足の一日。

最後に、パリ管がやるとやはりシャンパンで乾杯!だった
ことを記しておきます。キャピュレット家の大宴会。
思わず座席でリズム取ってしまいそうなほど
リズミカルで楽しかった。さすが!
椅子でお休み中のパーカッションのイケメンも手でリズム取ってたしね。
(これはこれで面白かった読響版は こちら。)

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アンスネス様 2016@オペラシティ [-クラシック編]

シューベルト:3つのピアノ曲 (即興曲) D 946
シベリウス:即興曲第5番 ロ短調
シベリウス:3つのソナチネ 第1番 嬰ヘ短調 Op.67
シベリウス:2つのロンディーノ 第2番 嬰ハ短調 Op.68
シベリウス:ロマンス 変ニ長調 Op.24-9 

ドビュッシー:版画 Ⅰ.塔 Ⅱ.グラナダの夕べ Ⅲ.雨の庭
ショパン:バラード 第2番 ヘ長調 Op.38
ショパン:ノクターン 第4番 ヘ長調 Op.15-1
ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 Op.52

ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53 「英雄」
シベリウス:悲しきワルツ Op.44

今回は静かに心洗われた。アンコールまでは。
曲のせいか、ちょっと免疫ついたからなのか。

シューベルト、田舎のお屋敷の真夜中の音楽。
基本的に明るい。でもときに沈み込んだりする。
1 楽章では、柵を飛び越えてピアノの横まで行って
彼の肩に手を置き、一緒に弾いているかのような気分になった。
2 楽章ではピアノをバックに踊りながら夜を愉しみ、
3 楽章で誰も居なくなったり家族全員集合したり。
そんな印象だった。相変わらずまろやかで温かい。

続くシベリウスは、6 つの組曲のように演奏されて
動きの少ない冬の北欧の田舎の風景、日常を描いた絵本のようだった。
私のイメージでは、別荘 3~5 軒ぐらいの広がりの音楽。

後半のドビュッシーの版画にはかなり湿り気が含まれていて
フランスだったとしても水の多い地域の古城を思わせる。
変な意味ではなくカビっぽいというか。
フランスというと煌びやかでお洒落なイメージが先行するけど
そういうのじゃない側面というか。
塔も、桃源郷に行ってみたらそこは雨でした、みたいな。
じわじわくる。
そんな中、雨の庭の最後の 1 音を弾き終えた瞬間
心の中で「ほうっ」と呟いたら
絶妙のタイミングで「ブラーヴォ」と外国人紳士が。
思わず漏らしたといった感じ。
あれこそ最上の音楽だった。
上質な空間を共有できて最高の夜だった。
この日のハイライトと言っても過言ではない。
外国人紳士にブラーヴォ。 

最後ショパンも 3 曲続けて。
ショパンのバラードってこんな曲だったっけ??
よくあるロマンティックとか哀愁とかそういった類のものが一切無い。
こんな風にショパン弾く人なんて他に居る!?
奏者とか聴衆とかステージとか客席とか関係なく
この空間をひとつにまとめる
みんなの音楽でほっこりした。

そんな感じで、今日もいい日だったな~、とほんわかしていたら
アンコールでガラッと空気が変わった。
いやー!あんたこそ皇帝!これにはビックリしたなぁ!

と興奮していたら、ピアノ版はたぶん始めて聴いたけど
悲しきワルツ。
激動の時代を駆け抜けて、最後
余韻を置いて静かに去っていった。
帰り道もしばらく余韻に支配されていた。
アンコールも含めて何て効果的なプログラム!

恋に落ちたとき と同じぐらいの満足度でした。
1 日経った今は頭の中がシューベルトで占められている。
シューベルトのピアノ曲は何となくイメージに無くて CD 持ってないけど
手に入れてみた方がいいのかなーと思ったり。

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上野星矢 フルートリサイタル [-クラシック編]

11月11日@紀尾井ホール
(フルートの日らしい)

ジョルジュ・ユー:ファンタジー
ラヴェル=上野星矢&内門卓也編:マ・メール・ロワ
ヴィドール:フルート組曲

ライネッケ:フルート・ソナタ「ウンディーネ」
ビゼー=上野星矢&内門卓也編:カルメン幻想曲

フォーレ:コンクール用小品
尾崎豊:I love you

1 回生で聴いてみたかった。
生で聴かないと分からないしね。
聴いてみた感想は「真面目で爽やかな青年だなぁ」。
はっきり言うと、前半はほとんど記憶に残っていない。
私はわりとアクの強い奏者が好きなタイプだと思うので
ちょっと物足りないかなーって感じだった。
あと、オジサン的包容力を求めてしまうというか。

しかし後半のウンディーネは素晴らしかった。
この曲を聴くのは初めてだったけど
プログラムに「ウンディーネ物語」が載っていて
まさにその情景が浮かんでくるような演奏!
アンコール 2 曲と共にとても楽しみました。

前半は物足りないと感じたけど
アンコールを聴いて、それでいいんだな、と思った。
私がいいなと思った 3 曲は
「真面目で爽やかな青年」がとてもよく似合うし
それを今聴けたことはとても得した気分。
あとはもう少しオジサンになったときにまた期待。

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15番で終わり。 [-クラシック編]

日本フィルハーモニー交響楽団@サントリーホール
指揮:アレクサンドル・ラザレフ

グラズノフ:バレエ音楽《四季》
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
 
グラズノフの四季、とても心地よくてうとうとした。
指揮もときどき客席の方に飛んでいった音を追いかけるように
振り向いて振ったりして楽しそうだ。
それゆえか「四季」の変化はあまり感じられなかったけど。
でも、きっとそれがラザレフ。
 
ショスタコーヴィチはこれまた初聴き。
ずいぶんと現代音楽っぽくなったなーというのが第一の感想。
静かな音楽だなーというのが第二の感想。
死期が近くなると静かに人生を振り返ったりするのだろうか、という印象だった。
難しくてよく分からなかったけど・・・。
 
でも、ラザレフのショスタコーヴィチはこれで最後にしようと思った。
幕引きじゃないけど、すっきりと終えられる感じ。
しかもこの曲はこの1回きりでいいかな、という気がしている。今は。
人生の終わりを迎えるにあたって、いろんな演奏でそう何回も聴くもんじゃない、みたいな。
いい演奏だった。ありがとうラザレフ。もうそうそう会うことはないと思う(笑) 

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ショスタコーヴィチ勉強中 [-クラシック編]

日本フィルハーモニー交響楽団@サントリーホール
指揮:アレクサンドル・ラザレフ

チャイコフスキー:組曲第1番
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番

はっきり言ってチャイコフスキーはつまらなかった。
特に第3曲ぐらいまではもっさりしていて重っ!な感じ。
なんだか重ーいモーツァルトを聴いているようだった。
チャイコフスキーって初めてだったかなーと探してみたら
同じような感想(ただし、このときは好意的)だったので
ラザレフのチャイコフスキーは大体こんな感じなのだろう。
それが曲によってしっくりきたりこなかったり、私の場合きっと。

後半は、ラザレフのショスタコーヴィチとしては一番だったような気がする。
ショスタコーヴィチは凄く好きだけど、家で聴く機会はほとんど無くて
6番も聴いたことなくて目下生演奏でのみ勉強中だけど
これは今まで聴いた他の番号の曲とは性格が違うような気もするし
ラザレフがこれまでのショスタコーヴィチとは違うように演奏したからかもしれない。
なんか軽い、非常に軽い。

「第1楽章はフルートのレチタティーボ、歌うところがあり、そこはまるで閉じ込められた魂の歌、というような感じです。2、3楽章は動きのある楽章です。ここには悪魔が出てきます。終わりよければすべてよし、のような世界が進んでいくのですが、一番最後に壁にぶち当たってしまうのです。とても陽気で明るいのですが、心の中が空っぽ。そんな感じなのです。」
(プログラム ノートのラザレフの言葉を抜粋)

終わった瞬間「へ?」って感じで心の中が空っぽ。そんな感じになったのです。
それが意図した通りの反応なのか分からないけど
他の演奏もたくさん聴いてみたくなった。
ショスタコーヴィチはいろんな演奏を聴いてみないと
自分の中で納得できない。
そして必ず生で聴かなければならない。

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